ライブラリサイト(http://lib.aq-patent.com/)に、新しい事例研究テーマ「セルフレジ特許訴訟」を公開しました。

資本金2億9000万円従業員数88名の中小企であるアスタリスク(大阪市)がユニクロを運営するファーストリテーリングとGUを相手取って特許侵害差し止め訴訟を起こしました。ライブラリでは3回に渡って紹介しています。

Ⅰ:http://lib.aq-patent.com/2020/08/self_casher_case/
「単純な発明」とされているが、どんな点で単純なのか、単純でもなぜ特許が認められたのか?を解説

Ⅱ:http://lib.aq-patent.com/2020/08/self_casher_case-2/
ユニクロに続いてGUも相手取って、特許侵害訴訟が追加されたが、根拠となる特許が異なる。同一ファミリーであるが何が同じでどう違うのかを解説

Ⅲ:http://lib.aq-patent.com/2020/08/self_casher-3/
特許侵害訴訟に対抗するために行われる無効審判(ファーストリテーリングが請求)の1件(無効2019-800041)について審決がされた(2020/8/6)ので速報

特許無効審判は、知財高裁に持ち込まれる可能性があり、特許侵害訴訟はまだまだ続きそうですが、審決が出たことによってどう変わっていくか、注意深く見守りたいと思います。